長年使用してすり減った送り、針板、針棒糸掛、下糸掛、工業用ミシンの部品交換

私Gozi使用のJUKI DSU-144N 厚物用上下送りシリンダーベッドミシン

およそ20年超使用してすり減った送り(赤)針板(青)針棒糸掛(橙)下糸掛(黄)を交換しました。

ハリイタとオクリ毎日少しずつ、気がついたらかなりすり減っています。

長年、生地が擦れることで硬い金属もとこれだけ減るのですね。

左:旧針板  右:新針板

交換した新品のハリイタ


オクリも歯がかなり減って山がなくなっていますが、上にもオクリがあるため特に不具合は感じていませんでした。

(気がついていないだけで実際はわずかに糸目が大きくなったり小さくなったりしていたかもしれません)


下送りのミシンではこれだけ減っていればまともに送れないでしょうね。

左:旧送り  右:新送り
左:旧送り  右:新送り

オクリとハリイタを組み付けるときにはオクリのネジを軽く留め、ハリイタのネジを固定してからオクリの歯がハリイタにさわらない位置に調節してから本締めします。

ハリボウイトカケは針を留めるネジを外し、下へ引き抜くか、硬ければ上の段をマイナスドライバーでコンコンと叩けば落ちてきます。

取り付けもちょっと硬いのですが、針留めのネジ穴に合わせて取り付けます。

針留めのネジもこの機会に交換します。


ハリボウイトカケ
糸が常に一点を擦るのでかなり深い溝になっています。

左:旧針棒糸掛  右:新針棒糸掛

ハリボウイトカケ同様シタイトカケも三分の一ぐらい減っています。

旧 下糸掛

新品のシタイトカケ

下糸掛

毎日、ほんのわずかずつの変化で、縫製もそれになれながらなので特に不具合は感じていなかったのですが、ある時、これはさすがに交換したほうが良いのではと思い、ハリボウとメタルと同時期に注文交換しました。

ハリイタとオクリを変えて
縫製時、旧オクリはすり減っている分微妙に遊びがあったのだなと、オクリを新たにして気が付きました。

なお、ハリイタとオクリの価格は、同時に注文したハリボウとメタルに比べかなり高額でした。
ちょっとビックリ

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