在宅ワークとしてのカバン作り 帆布製品作りの副業などいかが?

今日、在宅ワークと言えばパソコンを使ったデザイン、ライター、プログラミングなどを思い浮かべますが、画面上ではなく、実際の製品。これまで無かったモノを作り出すことにワクワクする人にはモノづくりですね。

モノづくりが好きな人は、カバン作りなどはいかが?

Goziがまだカバン作りを始める前、理想の仕事のイメージは自分の手の届く狭い範囲でのモノづくり。

「帆布」「カバン」 コレだ!! 
「ミシンがいる」と思いました。

当然、最初は本業にするとかは考えていなかったのですが、作ることが楽しくて、作って作って。

結局「自分にしかできない仕事で人に喜ばれるのはこれしか無い」と本業にすることを決め、今に至ります。

伝えたいのは、在宅での作業は、私のように想像してモノを作ることが好きで、小さな空間で製作をしたい人にもってこいなのではないでしょうか?

販売や発送もインターネット経由でできますし、本業の合い間に、子育てや介護をしながらでも可能です。

■ 在宅でのカバン作りのメリット

・時間に融通がきく 時間に縛られない

・通勤のストレスが無い

・大きなスペースを必要としない

・あまり汚れない

・とりあえず職業用厚物ミシンと作業台、材料があれば作れる

・それほど大きなコストはかからない

・慣れた環境で没頭できる

・店舗を使わないのでその分の費用がかからない

・時間に融通がきく 時間に縛られない

自分で時間の調整がきくため、集中できる時間が作れる。

・通勤のストレスが無い

車通勤での渋滞のイライラや、満員電車やバスによるストレスが無い。
悪天候による通勤の不快も無い。

・大きなスペースを必要としない

4〜6畳のスペースがあれば作れます。

・あまり汚れない

粉塵にまみれたり、塗料が付いたりなどがあれば専用の作業場が要りますが、出るのは生地の端切れや切った糸ぐらいなので部屋を汚さない。

・とりあえず職業用厚物ミシンと作業台、材料があれば作れる

最低、職業用厚物ミシンと作業台 (床で作業すると腰を痛めるため) があれば、後は情熱があれば作れます。

技術は後から付いて来ます。

・それほど大きなコストはかからない

初期には厚物ミシンと製作の為の作業台(できるだけ大きい方が使いやすいが、標準サイズの事務机 (幅1200mm×奥行700mmが有れば作業ができます)(A1サイズのカッターマットが置けます)道具と材料を購入する費用が要りますが、日々必要なのは照明、アイロン、冷暖房、ミシンを動かすための電気代ぐらい。

時々材料代。

道具は必要に応じて少しずつ増やしていきます。
「帆布バッグの作り方 必要な道具  Goziの帆布カバン教室  ステップ③」


・慣れた環境で没頭できる

いつもの空間が作業場に、ラジオや音楽を聴きながらたまに休憩をしてリラックスした環境で製作できる。

・店舗を使わないのでその分の費用がかからない

一昔前は製品販売は店舗やイベントでの対面販売でした。

インターネットで販売できる環境が整っている今は、製作から販売まで全て自宅で完結できますね。


■ 在宅でのカバン作りのデメリット

・生活環境と仕事場が一緒でメリハリが無くなる

・製作するもサボるも自分次第

・生活環境によっては制作する時間を考えないと周りに音などで迷惑がかかることも

・生活環境と仕事場が一緒でメリハリが無くなる

製作に夢中になると終わりがなくなり、知らぬ間に精神や体力を消耗するため後日のことを考えて、あえて区切りを付けなければなりません。

Goziも最初の頃はハイペースで区切りが無く、疲れていることが分からないぐらい夢中で製作していました。
その時には気が付かない後日の疲れや、その後の数年間、腰の痛みに悩まされました。

・製作するもサボるも自分次第

反対にサボり出したらキリがない。
勉強しようとすると掃除をしたくなるように、他のことが気になり作業が捗らなくなります。

対策は、積極的に展示会やイベント出展を設定して目標を作ります。

・生活環境によっては制作する時間を考えないと、周りに音などで迷惑がかかることも

近隣と近いと出す音が気になるところ。
ミシンを使っても迷惑ほど大きな音は出ませんが、深夜などでは響くことも。

■ 製品を作ったらどこで売るの?


◉在宅だけで完結するならハンドメイド通販サイトを利用します。
主な通販サイトは

minne

Creema

iichi

BASE

その他

メルカリ

ヤフオク

ラクマ

など
それぞれの販売条件は、各通販サイトで確認を。

インターネットでの販売は、
お客様に直接手にとって見ていただけない分、写真が重要になってきます。

特にカバンなどは、
製品を持ったモデルの写真の方が、置いてあるだけの写真よりイメージが伝わりやすいく、キレイな雰囲気のある商品写真はとても有効です。

カバンのサイズなども、
商品写真と数字だけではユーザーは都合の良いように大きさをイメージします。
そのため、実際にモデルが持った製品写真があれば大きさの指標になります。

モデルは、
友人、知人にお願いするか、家族や自身がモデルになっても良いでしょう。

◉ 対面での販売はお客様の反応が直接感じられるので、日ごろインターネット中心の販売でも、たまにはイベントでの出展をお勧めします。

イベントで販売するなら
主なイベント

デザインフェスタ (東京ビッグサイト)

クリエイターズマーケット (ポートメッセなごや)

など

その他

ギャラリー

各地のクラフト展

イベントに出展したら、
安くない出店料を払ってブースの裏でスマホをいじりっぱなしはもったいないです。

どうやったら興味を持って頂けるのか、声を掛けるタイミングや商品説明の内容、話し方、どうしたら買ってもらえるのかを必死に考えて、販売スタイルを固定せず、その場でできるアイデアがあればどんどん変えていきます。

売れるに越したことはないけど、たとえあまり売れなくても、昼食を摂る暇もないぐらい説明し、終わってからクタクタになるぐらい一生懸命やれば、必ず人に伝わっています。

自身の経験値も上がります。

同じイベントに何回も出展していると、お客様に憶えてもらえます。
前回説明を聞いて関心を持った方が購入してくれることもあります。
ファンになれば次回も購入して頂けるます。

(但し、客層があまりにも違うイベントなどは、奮闘虚しくの場合もあります。)

イベントなどのアナウンスは、

通販サイト、SNS、イベントを互いにリンクして活用すると効果的です。

Twitter

Instagram

Facebook

などSNSを使っての発信が有効ですね。

副業、在宅での製作に限ったことでは無いですが


少し厳しいことを言いますが、製品製作、製品販売はわりと簡単にできますが、製品を買ってもらうことはとても難しいです。

どんなにがんばって製作しても売れる保証はありません。
売れなければ、副業と言っても収入はありません。

売り上げを上げようと思ったらとにかく行動して、失敗して失敗して考えて学んで改善してちょっと成功してを繰り返して行くしかありません。

「ちょっと成功したら、大いに喜んでまた次」を重ねていきましょう。

副業、在宅での製作まとめ

副業を考えていてモノ作りに興味があれば、創作意欲が満たされる製品作りがお勧めです。

時間に融通がきくのは在宅ならでは。
4〜6畳の空間があれば作業できます。

帆布製品に限らず革製品でもアクセサリーでも、ミシンや道具を揃えてとにかく作り出してみることです。
(もし作り出して違うなと思ったら辞めるか、他の心惹かれることをすればいいだけです)

そして製品が出来たら販売しましょう。

最後に

売れることはとても大事なことですが、そればかり考えると続きません。

すぐに成果が出なくても焦らないことです。

売れなければモチベーションにならないと思うでしょうが、先ずは作ることを楽しんで、自分の好きなモノ作りが誰かの役に立つことを実感できるよう、少しずつ「嬉しい」を積み重ねていって欲しいと思います。

しかし、すぐに売上を上げる方法も無いわけではありません。

それは、友人知人親兄弟など身近な人に、「カバンを作り出しました」「欲しいカバンがあったら作ります」ということをアナウンスし、希望があれば製作し、お金を頂くことです。

Goziも製作当初はそうやって多くの人に助けて頂きました。

同じものを同時に何点か作り、インターネット通販サイトやイベントで販売しても良いですね。

関連記事

「帆布カバン教室」ステップ①〜ステップ⑩

「厚物用ミシンの購入方法 職業用厚物ミシン 工業用厚物ミシンを購入するには」


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