帆布バッグの作り方 必要な道具  Goziの帆布カバン教室  ステップ③

かばん作りに必要な道具

Goziの使っている道具を紹介します。

■ 特に必要なもの

● A1サイズカッターマット


まずは生地を切るとき、曲げるときに使うカッターマット。
できるだけ大きい方が使いやすいです。

このA1サイズは既製品のカッターマットでは最大です。サイズ900mm×620mm
表裏使えて経済的です。(OLFAのものを使用しています)

※ カッターマットを使うときには、必ずテーブルなど台に置いて使いましょう。
Goziがカバン作りを始めた頃、カッターマットを床に置いて、夢中になって同じ姿勢で制作をしていたため腰を痛めました。現在では治りましたが、慢性的な軽いギックリ腰になりました。

● 作業机

大きいに越したことはないですが、上で紹介したA1のカッターマットが置ける標準サイズ(幅1200mm×奥行700mm)の事務机があれば何かと便利。
と言うか作業台が無いのなら必要です。

生地の切り曲げの他、カバンのデザインや設計、ポータブルミシンのミシン台としても。

机やカッターマットに熱が伝わらないように、重ねた帆布生地やダンボール、タオルなどを利用して、簡易アイロンマットなどを敷いたら、アイロン台としても使えます。

引き出しが2つ付いている事務机が1台あれば何かと使い勝手が良いです。

● ロータリーカッター


生地のカットは普通のカッターナイフやハサミを使うこともありますが、主に刃が円形のロータリーカッターで行います。

私が使っているものはOLFAの刃の直径が45mmのセーフティロータリーカッターL型 156B です。

● カッターナイフ


カッターナイフは握りやすく手に合ったものであれば何でも良いのですが、刃は幅が大きい方が、しなりが少なくて切りやすいです。

私が使っている刃はOLFAの幅18mmの大で、通常の刃より鋭角に研磨してある特専黒刃という刃が黒いものを使っています。

鋭角である為耐久性は通常の刃より無いかもしれませんが、50枚入りを買って、切れ味が悪くなればポキポキ折って使っています。

● 定規


ロータリーカッターやカッターナイフで生地を切るときに使用します。
GOZI帆布では、シンワ製の幅35mmのアルミ定規とタジマ製の幅40mmカッターガイド付きをそれぞれ200mm 300mm 600mm 1000mmを使用。

タジマのアルミ定規は、カッターの刃が当たる面に摩耗を抑える為にステンレスが貼ってあり、さらに刃が定規を越えても怪我をしないようにガードが付いているのでカッターを使うのに不安がある人にもオススメです。

その他
定規の幅を利用して生地をカットするので色々な定規を使っています。

● ハサミ


当初は裁縫用の裁ちバサミを使っていましたが、硬い帆布を切ると切れ味が悪くなり、その都度自分で研いでいました。

ある時プラスのフィットカットカーブの万能バサミSC-175HM 34-153を使ってみたらとても使いやすくよく切れて、長く使っても刃の痛みが少ないので最近はずっとこのハサミを使用しています。

糸切りバサミは尾道の刃物屋、清春のものを愛用しています。

● ハンダコテ


縫い終わり、糸の先を溶かして始末するのに使います。

使用している工業用ミシン糸は、腰の強い皮革用のポリエステル製で、ハサミで切っただけでは先端がピンと立ちます。
腰が強いため何もしなければさらに緩んで糸が出て来ます。

この縫い終わりに出た糸を溶かしてコブを作り、先端の始末をするとともに、糸の緩みを防ぐために使っています。

他のカバン屋さんがどうやって先端の処理をしているかは不明ですが、カバンを作り出した頃にこのことを解決するためにを思いつきました。

使用しているハンダコテは「なるべく小さく、コテ先の細い性能の良いもの」と選んで、その都度部品を交換しながら15年以上使っているHAKKO DASH 20W です。

が、しかし、
現在、同じものは無いようです。

次回買い換えるならボタンを押すとワット数が上がり、立ち上がりが良くなるHAKKO PRESTO 984-01 を使って見ようと思っています。

● アイロン


主にカバンをひっくり返すとできる生地のシワにスチームを当てるために使います。
普通のアイロンがけのように押し当てることはしません。

生地を曲げるときも無加工生成の生地以外はアイロンで押えて曲げません。
加工された生地は手とローラーで曲げます。

● アイロンチャコペン 白


濃い生地に線を引いたりシルシを付けるのに使います。(クローバー 製)
アイロンの熱で消えます。
少し白い色が残ることもあります。

薄い色の生地には安価で買える、消えるボールペンのフリクションボールも使います。(0.7mm 紫)
但し消えたあと、少し白く残ります。このため目立たないように使います。

● 鉄筆


折り曲げる前に、生地に折り曲げ線を引くために使います。

● ローラー


生地を折り曲げるときに使います。
革用の金属製ローラーもありますが、GOZI帆布では幅60mmのダイソーで見つけたピザ用の木製ローラーを使っています。

● ハトメ抜き各サイズ


カシメ、ホック、鳩目を取り付けるため、木槌で打って穴を開けるためのポンチ。

● 打ち具


カシメ、ホック、鳩目を生地に取り付けるため、木槌で打って使います。
打ち台と一緒に使います。
各金具専用です。

● 木槌


ハトメ抜き、金具を付ける打ち具に使用します。
腕力にもよりますが、小さいものより、重さで打ち下ろせる少々大きい方が使いやすいです。

● レールアンビル

カシメやハトメを付けるときに、打ち台を乗せて使います。

机に直に打ち台を乗せて使うと、机が衝撃を吸収してしまうので、レールアンビルを使うことで安定します。

■ あれば便利なもの

● マイナスドライバー


PB社製各サイズ 工具で有名なスイスのPB社製のマイナスドライバーは、本来のドライバーとしての使い方でも優秀ですが、マイナスの角が丸めてあるので、生地を押してもキズが付きにくいです。カシメなど金具を外したり、カバンの角を押して出したり、生地を押さえるのにも使え重宝します。

但しグリップの柔らかいスイスグリップの製品は、使って数年経つと表面がベタベタするのでお勧めしません。クラシックグリップかマルチクラフトグリップを。

● ノズルプライヤー


先の細いプライヤー(ラジオペンチ、ノーズプライヤー)
主にコーナーを縫うときに生地の縫い合わせを揃えるのに使います。
KNIPEX 製を使っています。

● ニッパー

主に取り付けた金具を外すときに使います。
丈夫なものでないと刃が折れます。
KNIPEX 製を使っています。

● ウォーターポンププライヤーもしくはペンチ

これも付けたホックを外すときに使います。
KNIPEX 製を使っています。

● 糸切り リッパー

糸を切り、縫い合わせをほどくときに使います。

● 目打ち

針目の位置決めや修正に使用。

● 電卓

設計の計算に使います。

● さしがね

大きいものは、生地をカットするときなど、直角を出すときに。

小さいものは、ミシンの吊り定規(ガイド定規)を縫い代などの幅に調整する為、ミシンの針落ちから吊り定規(ガイド定規)までを測るのに使います。

■ その他のあったらいいな

● ノギス 金具の穴径、軸径など測るときに


● メジャー 曲面の長さを測るときに


● 計量はかり 製品の重さの測定に使います。
タニタ製調理用の2kgまで計れるKW-001 WHを使っています。
(上面ではなく前面に表示が有るため、置いた製品に表示が隠れないので見やすいです)


● 使い古した歯ブラシ 首元を火であぶり使いやすい角度に変え、ミシンの掃除に使用。

道具まとめ

Goziの使っている道具、工具を紹介してきました。
道具は制作を助けて楽にしてくれます。
これ以外でも必要と思うモノは取り入れていきましょう。

持って使う工具は手の延長です。
できればお店で実際手に取って確かめてから購入すると良いです。

ホックやカシメの打ち具はインターネットや東急ハンズ、包材店で購入できます。

まずは要るものから必要に応じて揃えましょう。








最後まで読んで頂きありがとうございます。

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