帆布のカバン作りに必要な生地と材料  Goziの帆布カバン教室 ④

帆布カバン制作に必要なもの

使う帆布生地を決めましょう

生地によって作るものがある程度決まります。
反対に、どんなものを作りたいかによって、使う帆布生地や材料が変わってきます。

帆布生地

帆布(はんぷ)は厚い平織の綿生地でキャンバスとも言います。

号数

帆布は薄手の11号帆布から10号・9号・8号・6号・4号と数字が小さくなるほど厚く重くなっていきます。

加工

無加工生成生地の他、下記の色々な加工された帆布生地があります。

・糊付

・シルケット

・パラフィン

・撥水

・防水

など色々な加工された製品があります。

生地は加工により、薄手でも硬くなったり、厚手でも柔らかいものもあります。
自分の作品のイメージに合う生地を探してみましょう。

生地は実際に見て生地屋さんで購入するか、インターネット販売を利用します。

購入前に生地の感じを知りたい場合は、生地の販売会社に問い合わせてサンプルを送ってもらうのも良いでしょう。

生地は一反で買った方が割安になりますが、とりあえずカット生地を買って、いろいろ作ってみてから、使いたい生地を決めても良いですね。

GOZI帆布で使っている生地は?


主にパラフィン防水加工の9号帆布と、シルケット加工の11号帆布です。

最初に帆布でカバンを作ろうと思ったとき、使いたい生地は明確で、カバン自身が折れ曲がらずに自立できる硬い帆布を使いたいというものでした。そこでイメージにピッタリ合ったのがパラフィン防水加工の9号帆布(レッドタグシリーズの製品で使用)でした。

途中、薄手のシルケット11号帆布(グリーンタグシリーズの製品で使用)を使ってみたら、9号帆布とは違う表現ができるようになり、作品の幅が広がりました。

使う材料は?

ミシン糸

帆布製品を縫う糸の太さは、最低でも30番(針16番)を使いましょう。
20番(針18〜19)が使えれば強度的にも安心です。

さらに6号4号の帆布の中でも厚手の生地や、擦れやすい部分の強化とか、糸を目立たせたり太く見せたい場合は8番(針21番)かそれ以上を使うのが良いでしょう。

GOZI帆布では革用のクラレのビニモの主に20番を。
製品によっては8番を使用しています。
(ビニモは永井撚糸株式会社で扱っています)

ミシン糸の購入は

工業用ミシン糸は撚糸株式会社に問い合わせてサンプル帳を送ってもらい、そこから色と号数、数を決めて購入するか、少量の場合、インターネットを利用するか、町の生地屋さんで、生地が手元にあれば色を合わせて購入します。

金具

金属の金具は帆布との相性が良いと思います。

GOZI帆布製品も金属製の金具(色:アンティーク ニッケル)を使っています。
金属製の金具(アンティーク)は、使い込むと帆布生地と同様少しずつ擦れて色が変わっていきます。

また、鉄の金具は長年使い込むとサビが出てサビの色が帆布生地に移ることがあります。でもその年季の入った使用感がとても良い味だなと思います。

よく使う金具


・ホック  主に 7050 7060 の大、小サイズ

・カシメ  大カシメ 特大カシメ 小カシメ

・ハトメ  28番 23番 500番 など各サイズ

・ナスカン 形状色々 ストラップの幅に合わせて各サイズ

・Dカン  ナスカンの取り付けに 取り付けの幅に合わせて各サイズ

・移動カン ストラップの長さの調節に 幅に合わせて各サイズ

その他

・ギボシ 革で留めるときに使用 各サイズ
ネジ式と打ち込み式があります。
ネジ式は緩んで脱落の恐れがあるので、GOZI帆布では打ち込み式を使っています。

・底鋲 カバンの底の保護に使います。

金具の色


金具の色はニッケル、アンティーク、ゴールドなどがあります。
基本的に金具の色は統一して使います。

ファスナー

GOZI帆布では金属エレメントのファスナーと樹脂(コイル)ファスナーを使っています。
金属ファスナーと樹脂ファスナーとの使い分けは、

金属ファスナーのメリット

・エレメントの色を、使用している金具に合わせると親和性がある。
・金属感のあるエレメントが製品のアクセントになる。

金属ファスナーのデメリット

・樹脂ファスナーと比べると少し重い。
・物の出し入れのときにキズを付ける恐れがある。(実際キズが付くことはまず無いが、入れる物(カメラなど)によっては気にされる方もいます。

樹脂ファスナーのメリット

・金属ファスナーと比べると軽い。
・物の出し入れのときにキズの心配が無い。
・色が豊富

樹脂ファスナーのデメリット

・金属ファスナーと比べると使用している金具と色の親和性が無い。


など、バッグの性質に合わせ上記のメリット、デメリットを考慮して選択しています。

傾向として、
ハードなイメージの製品は金属ファスナーを、
ソフトなイメージの製品は樹脂ファスナーを使用しています。


あと、樹脂製エレメントのビスロンファスナーがあります。

テープ

テープは生地の縫い合わせの縁を留めます。
生地のほつれを防ぎ、見た目と縫い合わせの強度を高める役割があります。

幅20mmのものを使っています。

プラスチックパーツ

GOZI帆布ではカメラストラップの別売りパーツとしてと、製品zi-sacoche RS のズレ止めのオプションストラップにしか使っていませんが、バッグによっては、金属金具より計量で、他を傷つける恐れが少ない、例えばカメラバッグなど、万が一にでもキズを付けたくないものにはプラスチックパーツが有効だと思います。

その他


・ 革  持ち手や留め具として部分的に使う場合など。

・アクリルテープ  斜め掛けのストラップや持ち手に。

金具やファスナーの購入は

鞄材店で実際の品物を見て購入するか、インターネットでの購入になります。

常に使用する金具なら箱で購入する方がお得になります。

金具を取り扱っている販売店に問い合わせて、金額と送料、支払い方法など聞いても良いでしょう。

最新情報をチェックしよう!